もの忘れが多い
誰でも歳をとれば多少の物忘れは見られます。正常な老化といわゆる認知症の違いは、その結果が社会生活に支障を起こしているかどうかです。まだ認知症を治す薬はありませんが、早く治療を開始することで進行を抑えることが期待される薬はあります。
また、内科的な病気で、認知症のような症状が見られることがあります。この場合は適切に診断し、治療すれば良くなることもあります。大切なことは、早期診断、早期治療です。
ご自分やご家族の方に、以下のような症状がみられる場合は、ご相談ください。
- 身近な人の名前が思い出せない
- しまい忘れや置き忘れが、しょっちゅうある
- 同じ事を何度も言ったり、聞いたりするようになった
- いつも行く場所なのに、道に迷った
- 時間・季節・場所等の感覚が分からなくなった
- 財布、クレジットカード、鍵など大事なものを失くす
認知症をきたす病気
アルツハイマー型認知症・レビー小体型認知症・脳血管性認知症・前頭側頭葉型認知症 など
認知症のような症状をきたす病気
正常圧水頭症・てんかん・甲状腺機能低下症・ビタミン欠乏症 など
医院概要
医療法人かけはし会
脳神経内科 くすのき診療所
院長
〒650-0044
兵庫県神戸市中央区東川崎町1丁目8番1号
プロメナ神戸3階
TEL:078-361-2800
FAX:078-361-2802